堺市PTA協議会

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第63回 日本PTA全国研究大会 札幌大会に参加しました(2)

(2015.09.14) 


平成27年8月21日~22日、札幌での研究大会に参加してきました。
初日が朝9時より受付のため、前日20日に札幌入りしました。
初日の分科会は10の分科会に分かれて実施されました。
私は第5分科会に参加しました。


第5分科会「子ども一人一人を育むための地域連携のあり方」
於:わくわくホリデーホール



【現状と課題】
 かつては、学校、家庭、地域が子育てにかかわって相互干渉がなされていた。しかし、社会の変化に伴い、子どもたちの取り巻く環境が大きく変化をしてきている。
 家族構成が少なくなり、核家族化し、切磋琢磨する場が少なくなってきている。また、都市化によって近所付き合い等が希薄化になり、地域の教育力の低下が見られる。さらに、集団で遊ぶことが減り、小グループ、個の遊びが中心となり、様々な経験をする場が減ってきている。
 このような現状を大人が学校、家庭、地域の連携をはかり、未来を背負う子どもたちに何ができるかをPTAとして探し求めていかなければいけないと思います。

■基調講演
 「ママ(先生)!わたし、いい子になるよ」
   大泉 恒彦 氏  札幌中村記念病院付属看護学校 非常勤講師

大泉恒彦氏は俳優の大泉洋氏の父親でもあり、大泉洋氏の子育てについてのお話がメインでした。
両親が共働きだった洋氏は小学生だったころ、学校が終わると隣の家に「ただいま」と帰っていたそうです。
そして隣のお母さんは今でも「大泉洋の育ての親は私だよ」といろんなところで言っているそうです。
大泉洋氏の子育ての話が、雑談を交えてほとんどでしたが、一番心に残ったのは、テストで100点取った子どもを褒めるのに、100点を取ったことを褒めるのではなく、100点を取るために努力してきたことを褒めてあげなさいと言われ、たしかに100点を取ったことを褒めると次に100点取れなかったらどうなるんだろうってこどもが不安になると思いませんかといわれ、確かにそうだなと納得しました。

■実践発表 1
  児童会館は地域のコーディネーター
   札幌市麻生児童会館 館長  斉藤 美季 氏

札幌市内には児童会館が104館、小学校の空き教室を利用したミニ児童会館が94館と放課後こども館が5館
あり、そのすべてを札幌市の指定管理及び委託として公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会が管理・運営
しているそうです。児童館は0歳から18歳までの子どもたちが利用しており、お年寄りとたこ焼きを作って
交流をしたり様々なイベントをしたりして地域の中で育つ子どもたちの姿がありました。
  ~児童会館の主役は子どもたち!!~

■実践発表 2
  私たちも地域の一員 自分にできることを考え、実行できる子に
   札幌市立幌北小学校 教諭  長野 雅美 氏

幌北小学校は創成川をはさみ東西に校区をもつ学校で、地域の町内会と太い結びつきによって学校の教育活動
およびPTA活動が成り立ってきました。また、近隣に大学があり、札幌でも平均年齢の若い地域だそうです。
幌北小学校の教育課程は地域と結びついた活動を各学年に位置付けていて、PTAと地域は直接結びついていないものの、学校の学習活動に保護者も地域も理解を示し、進んで協力していただいているからできるそうです。
学校と地域が連携して教育活動を行うことがPTAの活動にもつながっているそうです。


8月22日(土) 全大会
 会場/北海道総合体育センター


当日、午前9時前に会場入りしましたが、電車も会場も多くの参加者で一杯でした。
閉会後にそのまま帰阪予定なので荷物を持って会場入りし、会場内では北海道内で札幌市内、市外が客席左右、そして東北から沖縄までがアリーナ席に地区ごとに分けられていました。アリーナのフロアは会場の大きさの割にはトイレの数が少なく、休憩時にはかなりの行列ができていました。

■記念講演
  「あなたは子どもたちの創造力を育てていますか」
   脚本家  倉本 聰 氏


最近の親は危険から子どもを引き離そうとします。昔の子どもはケガもたくさんしましたが、ある程度の
危険は五感で覚えてきましたが、最近の子どもの現状は視覚でしか覚えられない現状になっており、子どもが弱くなってきているのを懸念されていました。そして先生と生徒の関係も希薄化されてきており、倉本氏が言うには先生は反面教師であってもいいのではないかとの事です。先生も聖人君子ではなく、先生の悪いところや間違っているところも自分で理解して学ぶことの重要性も言っておられました。
先日の寝屋川、高槻の事件にも触れ、子どもが闇を歩くことがどれだけ危険かということは保護者がきっちり教えるべきだとのことです。
そしてひとつ印象にのこった話が、昔話でよく「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました・・・」で始まりますが、昔は子どもの両親は仕事や家事で家を空けることが多かったので祖父母が子供の
面倒を見るのが当たり前で、最近は核家族化が進んで祖父母とこどもの交流が減ってきているのもコミュニケーション能力が低下する原因でもあると言っておられました。

90分ほどの講演でしたが、いいお話を聴くことができたと思っています。
講演が終わった後は約8000人が大移動をはじめ、かなり混雑してきたので、最寄駅にはいかず隣の路線の駅まで歩いていき、その途中にあったラーメン屋で札幌ラーメンを堪能してきました。
3日間の滞在でしたが、日中日向を歩いても汗をかかないカラッとしたいい天気で気持ちがよかったです。

来年度は徳島県で開催が決まっております。
徳島県は児童もPTAも人数が少なく大変みたいですが、多くの方がPRにこられていました。


堺市PTA協議会 理事 上島 茂雄

 

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