堺市PTA協議会 役員だより

3行詩

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3月30日 佐村木 正和

 平成24年3月10日から12日までの3日間、大阪府PTA協議会主催で、 被災地である東北への訪問団の一員として参加してきました。
 東日本大震災からちょうど1年。地震と津波によって被災して、 瓦礫に埋め尽くされたであろう土地には、もはや瓦礫はきれいに取り除かれ、 基礎だけが残った宅地と、水田や畑とは思えない荒れた土地が見渡す限り広がっていました。 海岸に近い荒涼たる景色の真ん中の幹線道路を走りましたが、たまに行きかう 車はほとんど大型トラックで、日頃私たちが体感している人の気配は全くありません。 そんな中に、鉄筋コンクリートの建物が残っていました。それは学校でした。 体育館の床板はめくれあがり、校舎2階の天井板も垂れ下がった状況は、 もし、ここに、子どもや先生がいたならどうなっていたかの選択肢を全否定するに十分なものでした。
 一周忌の追悼式典が各地で開催され、追悼の祈りに包まれた3日間でしたが、 そのせいなのか「子ども」の姿をほとんど見ることができませんでした。 仙台市の津波に襲われた沿岸部の人の気配のない凍りついたような場所と、 数キロ内陸に入った仙台中心部の復興特需に沸く繁華街の賑わいの大きな格差に戸惑いを隠せませんでした。 福島駅前の公園には、放射能の影響を考えて、1時間以上遊ばないようにと注意喚起の看板がありました。 「3.11」は、1年経っても、子どもたちの笑顔を消し去っていると感じましたし、 大人特に私たちPTAが、子どもの笑顔のために真剣に努力しなければならないと思いました。
 福島県、宮城県、仙台市のPTA協議会の皆さんと交流させていただき、多くの情報、 示唆に富むご意見を聞くことができました。日頃、PTA組織の重層化、形骸化が指摘されていましたが、 今回、この協議会の存在の重要性を再認識いたしました。被災地の情報を集め、交換して、 整理し、活用する。それは、ペーパーやパソコンだけのものではなく、人の交流で、 話をしたり、聞いたりすることによって心が通じ合うことの大切さも実感いたしました。
 被災された方々やご遺族に、心より哀悼とお見舞いを申し上げると共に、私たちは、 子どもたちの笑顔のために、「助け合い」の心を忘れず、出来るだけの支援をしていきたいと思います。

堺市PTA協議会 会長 佐村木 正和

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