平成26年度 堺市PTA協議会中央研修会報告
(2014.11.20)
「しゃべり」のキャッチボール
今こそ育てたい子どものコミュニケーション能力
平成26年10月26日(日)13時よりソフィア・堺で中央研修会を開催し、保護者・教職員合わせて約600人の参加がありました。
堺市PTA協議会の歌斉唱、太田会長の挨拶、教育委員会の石田部長の挨拶のあと、講習、講演が始まりました。
講習はLINE株式会社の高橋誠様による「LINEのご紹介と子どもにネットを使わせる際の注意事項」で、LINEの使い方の説明や注意事項の説明がありました。子どもが正しい使い方をしているかを知るためにも保護者もある程度LINEを理解し、指導していく必要性があると認識しました。
休憩の後、宮田佳代子様による講演が始まりました。理解しているつもりでもなかなかうまくいかない子どもとのコミュニケーションについて、最近のインターネットの普及で買い物ひとつするにも誰と話することなくできる時代になり、子どものコミュニケーション能力の低下を心配すべき時代であるとの事でした。今、一番必要なのは「しゃべりのスキル」を身につけさせることで、具体的に
①親が知ろう!→子どもに聞く
②そして話をしよう!→子供に話をする
③毅然とした態度に出よう!→管理する
④子ども同士で対策を語らせよう→機会を作る、ルール作り、マナーの確認
であり、あらためて会話することの重要性を感じました。
子どもに話しをするだけではなく「しゃべり」をキャッチボールすることがどれだけ重要かということを再認識できた講演でした。