大阪スマホサミットに参加しました
(2016.02.05)
平成27年12月13日、大阪市立北区民センターで13時より開催されました。
コーディネーターは、〈兵庫県立大学〉環境人間学部 准教授であられる竹内 和雄先生でした。
第1部は、[大阪スマホサミット]開催に至るまでの事や、スマホに関して約2万人の小学1年生から高校3年生に聞いたアンケートの集計結果の発表やアンケート結果を踏まえた上で討議した対策について動画を作成し発表していました。
スマホの所持率は、小学3、4年生よりも1、2年生の方が高いというところが少し驚きましたが、最近は防犯上子どもに持たせるという保護者の方もいらっしゃるようでした。
また高校生になると、ほぼ100%に近い数字で所持していることも時代だなぁと感じました。
アンケートは、とても 興味深い内容で、睡眠時間にも触れ、[12時よりも遅く寝るか?]というアンケートでは不所持よりスマホ所持の人は3倍以上にも上り、また[勉強に自身がないか?]というアンケートでも、不所持よりスマホ所持の人は3倍近くの数字になっていて、スマホを利用することによる睡眠不足と勉強不振に関係があることが結果として出ていました。
また、生徒達が討議をし、啓発活動の動画を自分たちで出演作成していました。
・いじめはダメ
・歩きスマホはダメ
・個人情報を流出させない等、皆上手に演じていました。
第2部では、啓発ポスターなどの表彰や実践事例発表がありました。
独自のスタンプを発表したり、ルールを発表したりしていました。
第3部では、生徒の方と保護者代表とのパネルディスカッションがあり、私も参加させていただきました。
子どもだけに、押し付けるようにルールを言うのではなく、子どもと一緒に考えたルールを保護者も一緒に守るということが子ども達も受け入れやすいように思いました。
なかなか、私たち大人が思っていることと、子ども達が思っていることのギャップはありましたが、自宅では議論出来ないことも意見を聴けて良かったです。
これからますます、さまざまな端末でインターネットに関わることが多々出てくると思われるのですが、適切な知識をもって、しっかりとしたルールづくりが必要だと改めて思いました。
堺市PTA協議会 会長 原 明美