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堺市PTA協議会:第 65 回日本 PTA 全国研究大会

3行詩

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第 65 回日本 PTA 全国研究大会 報告その1

(2017.09.14)

平成 29 年 8 月 25 日、26 日と「第 65 回日本 PTA 全国研究大会 仙台大会」に参加してき
ましたので、大会内容をご報告します。
この大会は、「つながろう PTA!子どもたちの輝く未来のために ~杜の都発!みちのくの
今を伝えたい 感謝の思いと確かな歩みとともに~」を大会スローガンに、全国の PTA 会
員が集まりました。
初日は 13 時より分科会がありましたので、早朝より空路にて仙台へ向かいました。
分科会は市内 10 会場に分かれており、それぞれ異なるテーマで基調講演などが行われてい
ましたが、私は「特別第 1 分科会」に参加して来ました。

8 月 25 日金曜日
特別第 1 分科会 「いじめ」何が起きているかを知る
会場 仙台サンプラザホール
【現状と課題】
社会環境の変化や SNS 等の浸透によって現代のいじめは
多種多様になっている。意識する、しないに関わらずいつ
の間にかいじめに発展してしまうケースも見られる。また
「いじめる側」と「いじめられる側」が瞬時に入れ替わる
ことがあり、大人から見えないところで起こっているのも
特徴。世の中からいじめを減らしていくことは重要で、悲
しい出来事を繰り返したくはない。
まずは、「何が起こっているのか」をきちんと知ることが重
要。ひたすらに芽を摘むためのモグラたたきに徹するので
はなく、いろいろな角度からの目で状況をよく知り、「何が
原因で」「どんなことが発生しているか」を正確に知ること
が大事。

【基調講演】
子どもたちの豊かな心を育み、いじめが止まりやすい社会をめざして
~今、私たちにできること~
森田 洋司 氏 国立大学法人 鳴門教育大学特任教授

いじめをテーマとした講演となると、過去の経験や自分の身近な人の体験などが題材とな
り、多少、講演内容が重たくなることがあると思います。しかし、今回の基調講演では「い
じめ」について長年のデータから科学的に分析して「いじめ」が発生するメカニズムや、「い
じめ」の法的な定義まで幅広い内容をお話していただきました。印象的だったのは、大人
の社会に「いじめ」があるから、子供の社会にも「いじめ」があるということ。また、「い
じめ」は根絶できないが、止めることはできるということ。これらを踏まえていろいろな
お話を聞かせていただきました。改めて今の子供たちにとって、「いじめ」が私たち大人が
思っているより大きな問題であると実感させられました。 今回の講演で講師をしていただいた森田洋司氏は、名古屋生まれですが小学校から奈良で
育ったせいか、関西弁での熱い語り口調が心に響く講演でした。

【パネルディスカッション】
基調講演の後は、ちょっとした寸劇をもとにパネルディスカッションが行われました。
寸劇は「いじめ」に関する 3 つのテーマをもとに構成されていて、テーマごとにパネラー
からご意見が飛び交いました。

テーマ①いじめを知る
設定は、部活の先輩からいじめを受けているが、親に相談できず自宅に引きこもり状態に
なっている女子高生の母親。その母親へ、いじめを受けている娘の友人から一本の電話が
あり、初めて自分の子供がいじめにあっていることを知る。
自分の子供がいじめにあっている知ったとき、親としてどう対応すればよいか、意見が分
かれるところでした。

テーマ②解決
悩んだ挙句、母親は担任へ相談し、学校全体でいじめについて真剣に取り組んでいく。
ここでのポイントは、担任だけに抱え込ませないこと。また、助けてほしい気持ちが言え
ないもどかしさを抱える子供に、大人としてどう接していくのか、親としてどこまで踏み
込めるかが焦点でした。

テーマ③防ぐ
いじめによる悲劇を防ぐためには、人間関係の構築が最も大切であり、今回の例もかけが
えのない友人からの電話で解決しました。いじめは実際に起こってからでないと、その事
実を把握することは困難ですが、子供の様子からある程度は察知できることもあります。
これから子供たちをどのように見ていくのか、いろいろな意見が交わされました。


この寸劇の構成は、実はパネラーのうちの一人の方の実体験が元になっているということ
でした。親として、自分の子供がいじめにあっていると知ったとき、自分はどのように行
動できるのか。また、いじめられていると聞かされたとき、どのように行動すればよいの
か、いろいろ考えさせられたディスカッションとなりました。

8 月 26 日土曜日
全大会

会場 カメイアリーナ仙台(仙台体育館)

二日目の全大会は夜中から降り続く雨が心配でした
が、ホテルを出るころには止んでくれました。
仙台駅から地下鉄で行きましたが、現地へ着くとさ
すがに 7,400 名が集まるだけはあって、会場内はた
くさんの人で埋め尽くされていました。
全国から集まる大会のため、各地域ごとに席が決ま
っていましたが、座る場所によっては目の前にカメ
ラ席があって舞台が見えないところもあり、その辺
りはもう少し配慮が必要だと思いました。
会場へ入ると、歓迎アトラクションとして「伊達武
将隊」によるおもてなし寸劇や、仙台すずめ踊りを
披露していただきました。

【記念講演】
オリンピックへの挑戦 ~家族の絆で掴んだ父娘メダル~

講師
リオデジャネイロオリンピック銀メダリスト 三宅 広美 氏
日本ウェイトリフティング協会会長 三宅 義行 氏

MC
フリーパーソナリティ 庄司 由加 氏

日本の裏側で熱い戦いが繰り広げられたリオデジャネイロオリンピックですが、そのリオ
デジャネイロオリンピックのウェイトリフティングで銀メダルを獲得した三宅宏美さん、
父であり監督でもある三宅義行氏を講師に迎えて、オリンピックでメダルを掴むことの大
変さ、また、そこに至るまでの家族の絆についてお話していただきました。
MC である庄司氏からの質問に答える形式でしたが、いろいろ語られる中で、義行氏は監督
として、また、女性アスリートとしてどのように宏美さんに接していけばよいか悩んだそ
うです。また、ピアノの教室を開いていた母親は、宏美さんをピアノの道に進ませたかっ
たようですが、オリンピックでメダルを獲ることを決断した宏美さんをみて、食事のサポ
ートをするためにピアノ教室を閉めてまで栄養学を学んでいたそうです。
お兄さんもウェイトリフティングの選手だったため、いろいろと相談にのってもらったと
いうことで、本当に家族が一体となってメダル獲得に向かっていたんだと思いました。 何よりも、家族の中で挨拶などのコミュニケーションが一番大切だと義行氏は言われてい
ました。そして、子供たちと接するためには、上から見るのではなく、同じ目線で一緒に
悩み考えることが必要だという言葉にとても共感できました。

今回の研究大会では PTA として、また一人の親として、これから成長していく子供たちと
どう過ごしていくか、とても考えさせられるものでした。今回の研究大会を参考に、今後
の活動に生かしていきたいと思います。
来年度は、新潟県で開催されることが決まっています。PR 映像ではかなり大きな規模の大
会が予想されますが、分科会の会場の一つに佐渡島で開催というのが気になりました。ま
だ未踏の地でもある佐渡島。来年度も参加してみたいとちょっと思いました。
伊達武将隊

仙台すずめ踊り

堺市 PTA 協議会 理事 植木 聡

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