2月23日 小佐々 結加里
皆様、はじめまして
今年度、PTA協議会 評議員を務めさせて頂いております 小佐々と申します。
学校での活動は、堺高校PTA役員の書記をしております。
私は、6月から「第2期(2016年度~2020年度)未来をつくる堺教育プラン」の作成にあたり、堺市教育振興基本計画懇話会に参加させて頂きました。
懇話会では、長年学校教育に携わる教育大学の学長や教授の方々のご意見を取り入れながら、今後、堺の子ども達にどういった教育が必要であるかを教育委員会の方々と検討していく過程を目の当たりにしました。
正直、PTA活動ですら初心者の私が、こんな重要な会議に参加させて頂いていいものか…と困惑しましたが、保護者の視点で実際の子ども達の状況や問題点などお伝えしながら取り組んで参りました。
実際は、堺市の教育理念 堺市のめざす教育像に対する基本施策を定めて、学校教育を中心として家庭、地域社会も含めた教育に関わる取り組みへの指針となるものです。
内容的にも子ども達の将来に向けたあらゆる施策があり、これらを実現できれば子ども達の夢が広がり、堺の人材育成として大いに活躍できるものだと思います。
一人でも多くの方々に目を通して頂き、個人個人が意識して取り組むことが必要だと感じました。
当たり前の事ですが、子どもの教育は学校だけでは決して成り立ちません。一番重要なのは家庭教育であり、社会性や協調性などの学びを広げるためには学校や地域社会と関わりが必要不可欠です。
先日、某新聞記事に「新たに不登校」6.5万人 14年度小中学校、10年で6,000人増と記されていました。
身近に不登校で悩んでおられる家庭も多いと察します。
大人ですらストレス社会で生き難い世の中で余裕がなく、子どもの心のサインを見逃しがちです。
こういった現象は、国・地域社会全体として子どもだけでなく保護者の心のケアも必要だと痛感しています。
大人が豊かな心で子どもと向き合い、寄り添いながら共に成長していくことができる社会になるように期待したいです。
最後になりましたが、今後もPTA活動へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
堺市PTA協議会 評議員 小佐々結加里