学校園における不祥事根絶に向けた意識改革のためのプログラムの作成について

堺市教育委員会では、度重なる学校園や教育委員会の不祥事を受け、教職員の意識改革から不祥事根絶をめざすプログラムを作成しましたので次のとおり公表します。
 これまでの状況を踏まえて、校長・園長の代表と学識経験者、教育委員会の職員が協働して、不祥事案の未然防止を実現し、堺の教育への信頼を回復するために、令和5年7月に「安全・安心・輝く笑顔を守り育てる学校園」会議を発足させました。本会議では、全ての教職員が不祥事を未然防止するためには、罰則や処分による不利益を自覚させることによる不祥事の禁止や回避を強化する方策ではなく、教職員としての「誇り」と「自覚」に基づいて、教職員自らの「気づき」で、不祥事根絶に向けた取組を進めていかなければならないと考えました。
 そこで、教職員個人の意識改革から組織全体の意識改革に繋げた上で、これまでの不祥事案のケーススタディを活用し、教職員それぞれの立場に応じた未然防止の取組を議論し、学校全体で事象に対応するための心構えを共有するプログラムの作成に至りました。
 プログラムに基づく取組を継続的に実践することで、損なわれた堺の教育に対する信頼回復に向けて進み、それぞれの子どもの豊かな未来を育てる教育を実現します。

未来をつくる堺の誇り(PRIDE)-不祥事根絶のために-